戦艦少女Rは艦隊これくしょんをリスペクトしたゲーム

もっと手軽な艦これのようなゲームを、との想いで制作されたゲーム

「戦艦少女R」は中国で開発されたiOS/Android用アプリで、日本初の人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」をリスペクトしたゲームとして知られています。

 

中国でも大きな人気を誇った艦これの煩雑な要素を減らしながら「もっと手軽に遊べる艦これのようなゲームを」というコンセプトで作られただけのことはあり、ゲームシステムはほぼ艦これそのままに、疲労度の廃止や補給の簡略化などおもに出撃面での効率改善がはかられています。

 

また海域マップのルート分岐条件や遠征に必要な編成条件が明示されるなどマスクデータの開示も積極的に取り入れられており、そのため艦これにありがちな長時間のクールタイムを強制されることがほとんどなく、気が向いたときにサクサク遊べる快適性がポイントです。

 

雑多感すらただよう登場艦船のボリューム

艦これと大きく異なるもうひとつの点は、「登場するキャラクターがかなりの多国籍である」というところでしょう。

 

日米英独などといった有名海軍はもちろんの事、アイスランドやオーストラリア、チリにトルコにモンゴルと、他の艦船擬人化ゲームではちょっとお目にかかれないようなモデル艦が登場します。

 

そのためコレクション性が格段にたかく、収集要素に面白みを見出すタイプのユーザーにはたまらないメリットです。

 

艦娘キャラの作画は不安定で、艦これやアズールレーンなどの他タイトルと比較するとやや旧世代っぽい印象を受けますが、担当絵師の画力によって大きく異なる画風の違いもイロモノとして楽しめば問題なく、他作品キャラに遜色のない可愛い娘もたくさん存在しますから、こうした「ごった煮感」までを含めて収集育成ゲームとしてのボリューム感、ワクワク感は一定以上のレベルにあると言えます。

 

演出に乏しくいささか面白みに欠けるところはウィークポイント

簡略化されたシステムとあいまって、全体的にあっさりしすぎな印象がまず目につきます。

 

塗りの薄い画風、盛り上がりの少ないBGMなど、最近のゲームに慣れているユーザーにはつまらなく思えてしまうかもしれません。

 

またロード画面の一枚絵などに荒っぽさが残る作画もみられ、商業ベースの作品としてのクオリティーには少し足りないような雰囲気もあります。

 

元々のコンセプトが「先発人気タイトルのシンプル化」であり、中国本土では艦これに肩をならべる絶大な人気を誇っているということで、アニメ文化に牽引された美少女キャラ絵の審美眼が高い日本市場への意識はまだ足らないのかもしれません。

 

運営姿勢には高評価多し、メイドインチャイナと侮るなかれ

中国産、というと「低価格で品質イマイチ」なイメージを持つユーザーも多いでしょう。

 

しかしこの戦艦少女のスタッフは、安全意識の強い日本ユーザーの要望や不具合報告などにかなり敏感なアンテナを持っているようで、アップデートや告知内容などに比較的こまやかで丁寧な運営姿勢がみられます。

 

物足りない部分もあるとはいえど、イベントなども定期的に開催され新規要素もコツコツ追加しているので、中国製と敬遠していたユーザーも安心して手を伸ばすことができる作品に仕上がっています。

 

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